【東野圭吾】おすすめ小説(あらすじ・感想・評価)

小説

著者:東野圭吾の紹介と代表作品

1958年2月4日大阪府大阪市生野区で誕生。

高校2年生の1974年、偶然手に取った小説『アルキメデスは手を汚さない』を読み、推理小説嵌り自ら書き始める。処女作は『アンドロイドは警告する』だが、現在でも非公開。

1985年『放課後』江戸川乱歩賞・週刊文春ミステリー1位
1999年『秘密』日本推理作家協会賞
1999年『白夜行』週刊文春ミステリー1位
2006年『容疑者Xの献身』直木賞・本格ミステリ大賞・このミステリーがすごい1位・週刊文春ミステリー1位
2008年『流星の絆』新風賞
2010年『新参者』このミステリーがすごい1位・週刊文春ミステリー1位
2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』中央公論文芸賞
2013年『夢幻花』柴田錬三郎賞
2014年『祈りの幕が下りる時』吉川英治文学賞
2018年『沈黙のパレード』週刊文春ミステリー1位

 

放課後

発行日:1986年8月31日
発行元:光文社

  • 第31回江戸川乱歩賞を受賞
  • 1986年3月27日、フジテレビ系列にて『木曜ドラマストリート』枠で、テレビドラマ化
  • 漫画化:霜月かよ子作画。講談社『別冊フレンド増刊』2010年1月号・3月号にて掲載。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 高校の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将・・・犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が・・・。乱歩賞受賞の青春推理。
 

放課後:ひとこと感想と評価(2019年6月8日読了)

デビュー作にして、江戸川乱歩賞受賞という輝かしい作品。

 

今から35年程前に書かれた小説ということで、ところどころ懐かしいキーワードが登場します。「体罰」「喫煙」「ブルマ」時代を感じてしまいますが、これも小説を読む醍醐味の一つですね。

 

物語は、女子高で起こった密室殺人事件という王道の推理ミステリー。

とにかく密室トリックが面白い。

部室の図が描かれているのも良かったです。

 

これが東野圭吾さんの源流なのか。と考えると感慨深いです。

 

 

評価:7/10点

 

 

 

卒業

発行日:1986年5月20日
発行元:講談社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。そして、第二の事件が起こる。刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。
 

卒業:ひとこと感想と評価(2019年5月8日読了)

加賀恭一郎、初登場作品。

彼の学生時代の描写はこの小説でしか味わえません。

剣道に情熱を注ぐ加賀君、美しいです。

 

さて物語は、加賀恭一郎が大学4回生の時、友達グループの女性2人が殺され、その謎解きに挑むという内容。

 

今回のトリックの目玉は、花札を使った雪月花ゲームでの殺人。この遊び、本当にあるのかなと色々調べたのですが、全くヒットしませんでした。小説で考案されたゲームなのでしょうか。

 

本書の設定では、茶道で茶をいただく順番を決める遊びとして取り上げられており、丁寧に図解で説明されています。しかし、これが非常に難解!正直、途中で置いてけぼりをくってしまいました。(追いつこうとする気力もなく(笑))

 

ということで、トリックが難しく、「なるほど!」とならず、残念なところですが、それ以外はスッキリと読むことができました。

 

印象に残ったのは、「雪月花ゲーム」の難解さと、エネルギッシュな加賀恭一郎の姿ですね。

 

 

評価:5/10点

 

 

学生街の殺人

発行日:1987年6月26日
発行元:講談社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 学生街のビリヤード場で働く津村光平の知人で、脱サラした松木が何者かに殺された。
「俺はこの街が嫌いなんだ」と数日前に不思議なメッセージを光平に残して…。
第二の殺人は密室状態で起こり、恐るべき事件は思いがけない方向に展開してゆく。
奇怪な連続殺人と密室トリックの陰に潜む人間心理の真実!
 

学生街の殺人:ひとこと感想と評価(2020年4月4日読了)

東野圭吾、デビュー作『放課後』から数えて4作目。

 

475ページの大作であり、筆者自ら「小説家になってから、いくつかのやりたいことを実現することができました」と語っています。

 

内容的には一般的なミステリーですが、完成度の高さを感じました。

序盤に細かくちりばめられた伏線も最終的には、コツコツときちんと回収されるあたりはさすがです。

 

しかし、さすがに33年以上前に書かれただけあって、時代はボーリング・ビリヤードの全盛期。さらに、沙緒里という女の子の「Bさせただけよ」のセリフにも懐かしさがこみ上げてきました(笑)

 

印象に残ったのは、密室トリックですね。

マンションを使った密室の作り方が面白く、物理的にはオープンでありながら、絶妙なクローズドサークルが形成されており、このトリックが小説の核心であることをうまく表現しています。

トリックの答えは、あまりに予想外で「え~~~~っ」ってなりました(笑)

 

 

評価:6/10点

 

 

魔球

発行日:1991年6月4日
発行元:講談社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 九回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる”魔球”を投げた!すべてはこの一球に込められていた…保守北岡明は大会後間もなく、愛犬とともに刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。
 

魔球:ひとこと感想と評価(2019年9月19日読了)

タイトルの通り、「野球」が題材とのことで非常に楽しみに読ませて頂きました。

 

著者は、中学生時代に野球や剣道をされていたとのこと、体育会系だったんですね。そういえば、前作の『卒業』での剣道のシーン、妙にリアルに描写されていた理由が分かりました。

 

さて、「魔球」ですが、舞台は高校野球、爽やかな高校球児が熱戦を繰り広げ、高校生らしくスカッ!と爽やかに「試合終了!」と、読了できるのでは!!と、ひそかに期待します。が、なかなかそうはいきません。

ですが、良い意味でその期待は打ち砕かれます。

 

タイトルである「魔球」をめぐる、エース須田武志の思い。

それは野球以上に家族への愛が勝っていた。それ故に引き起こされた、少し切ない物語です。

 

 

評価:7/10点

 

 

 

ウインクで乾杯

発行日:1988年10月
発行元:祥伝社

  • 1989年12月5日、日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」枠にて2時間テレビドラマとして放送

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた!現場は完全な密室。警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由香利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…⁉ ミステリー界の雄が放つ長編本格推理の傑作!
 

ウインクで乾杯:ひとこと感想と評価(2019年6月14日読了)

コンパニオンが密室で毒殺された!という王道のミステリーです。

 

登場人物が少ないため状況整理しやすく、ややコメディタッチであり、テンポよくサクサクと話が進みます。

 

登場人物では、明るく開放的な香子さんが印象的でした。

刑事のポップコーンを奪い取るくだりがいいですね。何の気もない人でも、急激に距離を縮められると、ドキドキしちゃいます(笑)

 

ただ全体的には、安全パーツを集めたてまとめた印象があり、やや小粒な印象を受けました。ギュっと凝縮すれば、1時間テレビドラマに収まりそうですね。

 

サクッと読み切れるところは「〇」です。

 

 

評価:5/10点

 

 

 

十字屋式のピエロ

発行日:1989年
発行元:講談社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。
 

十字屋式のピエロ:ひとこと感想と評価(2019年6月22日読了)

タイトルの通り「ピエロ」が主役のミステリーです。

このピエロちゃん、とても重要な役割を果たしますが・・・

これ以上は言えません。

 

こちらの小説、ミスリードする罠がいたるところに張られているため、犯人推理がとても面白かったです。

 

ちょっと不気味なストーリーなので、夜中の読書は避けたいですね(笑)

 

 

評価:6/10点

 

 

 

眠りの森

発行日:1989年5月8日
発行元:講談社

  • 1993年9月11日、21:02~22:51にテレビ朝日「土曜ワイド劇場」枠にて『眠りの森の美女殺人事件』というタイトルで放送。
  • 2014年1月2日、TBS系列にて『新春ドラマスペシャル “新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』というタイトルで放送。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
 

眠りの森:ひとこと感想と評価(2019年5月23日読了)

加賀恭一郎出演、2作目です。

1作目は「卒業」で、まだ学生だったんですよね。

 

さて、こちらの作品は、「バレエ団」を題材にしており、普段は知ることのできない、華やかなプリマたちの裏側をチラっと垣間見ることができます。

 

物語は、若きプリマが殺人に関わるところからスタートします。

若きプリマは正当防衛を訴えますが、そこへさらに新たな事件が発生します。

 

この事件を担当するのが、若き日の加賀恭一郎。

冴えわたる推理で事件の真相をあばきます。

さらに、バレエ団メンバーへの純粋な恋心の描写もみどころです。

 

ページ数は多くないのですが、読み応えのあるコクの強い一冊。

おすすめです。

 

 

評価:7/10点

 

 

 

鳥人計画

発行日:1989年
発行元:新潮社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人はコーチと判明。一体、彼がどうして? 一見、単純に見えた殺人事件の背後に隠された驚くべき「計画」———踏切りのタイミング、空中姿勢、風圧、筋力、あらゆる要素を極限まであの男のデータに近づけよ。「計画」は極秘のうちに進行しつつあった…。拘留中の犯人が密告者を推理する、緻密極まる構成の本格スポーツ・ミステリー。
 

鳥人計画:ひとこと感想と評価(2019年7月23日読了)

スキージャンプを題材にした小説。

スポーツ系は好きなジャンルなので読むのが楽しみでした。

 

さて概略。

ジャンプ界のスターが殺されますが、犯人は序盤で明らかになります。

以降は犯人目線で進行し、

・「だれがオレを密告したのか?」(密告者の推理)

・「なぜ犯行をおこなったか?」(動機の推理)

この2点の追及に焦点があてられます。

 

タイトルの「鳥人計画」とは、

スキージャンプ界での「鳥人」を「制作する計画」であり、

マッドサイエンティスト的な内容になっています。

ときおり登場する科学知識がスパイスとなり、よい緊張感を生み出しています。

 

ちなみにこちらの作品は約30年前に発刊されていますが、現在でも色褪ず、違和感なく読めるところがすごいですね。著者の科学知識の豊かさに脱帽です。

 

 

評価:7/10点

 

 

 

ブルータスの心臓

発行日:1993年8月20日
発行元:光文社

  • 2011年6月17日、フジテレビ系列の「金曜プレステージ」にて放映。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ・・・。大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした!
 

ブルータスの心臓:ひとこと感想と評価(2019年9月1日読了)

前作の、「鳥人計画」では、

科学技術を使ってスキージャンパーを育成するといった内容がありましたが、今回は産業用ロボットを題材にしています。

 

著者は、大学卒業後に現在のデンソー(株)に技術者として就職されており、その知識をもとに書かれた作品です。

 

さて概略です。

ロボット開発者の拓也は、同じ会社の康子から妊娠の報告を受けます。

社内恋愛が出世に影響するのを恐れる拓哉は、どうにかして康子の出産を阻止しようと考えます。

そのさなか、開発企画室長の仁科と、同僚の橋本も康子と関係を持っていたことを知り、仁科の呼びかけで利害関係の一致した3人がタッグを組み、康子殺しを計画するというストーリーです。

 

 

直接本の内容とは関係ないのですが、少し焦ったことがありました。

終盤、ページが残り少なくなってきたとき、中盤までにバラまかれた大量の伏線はいまだ未回収の状態。

え?下巻があるの?と、念のため表紙を確認するも、この1冊で読み切りらしい。

 

「中途半端に終わるのイヤだな~」なんて思いながらページを繰っていくと、若干無理やり感はあるものの、ラスト数ページできっちり終わらせてくれました。

 

 

評価:5/10点

 

 

 

探偵倶楽部(短編集)

発行日:1996年6月10日
発行元:祥伝社

  • 2010年10月22日、「金曜プレステージ」枠で、「東野圭吾ドラマスペシャル」として放送。

  • 偽装の夜(P7~93)
  • 罠の中(P95~151)
  • 依頼人の娘p(P153~207)
  • 探偵の使い方(P209~271)
  • 薔薇とナイフ(P273~330)
 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 <探偵倶楽部とは、政財界のVIPのみを会員とする調査機関。美貌の男女が秘密厳守で捜査に当たる>
大手不動産会社社長・山上が自宅風呂で感電死した。電気コードを用いた家政婦の計画的犯行と処理されるが、山上の妻・道代は夫の入浴の手順がいつもと違っていたことに疑問を感じ、倶楽部に調査を命じた・・・。五つの難事件の真相を、探偵倶楽部が鮮やかに暴く!
 

探偵倶楽部:ひとこと感想と評価(2020年1月5日読了)

短編ミステリー集の5本立て。

どの作品もきちっと作り込まれていて、読み応えがありました。

 探偵倶楽部とは、

VIP専用の会員制調査機関であり、日本人離れした彫りの深い顔立ちをした30代半ばの男と、男の助手を務める美人の部類に入る20代後半と思しき女がの2名が作中に登場する。

 

探偵倶楽部ってこの2人以外にも従業員いるのでしょうか? と、つまらないことを考えつつも、安定して事件を解決してくれる頼もしい2人。

 

しかし、いかんせん地味すぎるため、事件のココが重要!という絶頂期に登場しても存在感がなく、無機質に感じるため感情移入しにくい。

『名探偵』シリーズと対をなすため、あえて玄人好み風に仕立てたのか。

 

 

評価:5/10点

 

 

 

宿命

発行日:1990年
発行元:講談社

  • 2004年、WOWOWにてテレビドラマ化され放送。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼馴染の二人が宿命の対決を果たすとき、あまりにも皮肉で感動的な結末が用意される。
 

宿命:ひとこと感想と評価(2019年4月23日読了)

詳細忘れてしまいました。

再読した際に、感想を書かせていただきます。

 

評価:/10点

 

 

 

回廊亭殺人事件

発行日:1991年7月25日
発行元:光文社

  • 2011年6月24日、フジテレビ系列の「金曜プレステージ」枠において『回廊亭殺人事件』のタイトルで放映

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 一代で財を成した一ヶ原高顕が死んだ。妻子を持たない高顕の莫大な財産の相続にあたり、彼の遺言状が一族の前で公開されることになった。公開場所は旅館”回廊亭”一族の他には、菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊亭で起きた心中事件の真相を探ることだった…。その夜、第一の殺人が⁉ 斬新な趣向を凝らした傑作長編推理。
 

回廊亭殺人事件:ひとこと感想と評価(2019年8月26日読了)

若い女性が老婆に変装し、復讐を遂げる。

といった内容だと思うのですが、詳細忘れてしまいました。

再読した際に、感想を書かせていただきます。

 

評価:/10点

 

 

 

しのぶセンセにさよなら

発行日:1993年12月

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 休職中の教師、竹内しのぶ。秘書としてスカウトされた会社で社員の死亡事故が発生。自殺にしては不自然だが、他殺としたら密室殺人。かつての教え子たちと再び探偵ごっこを繰り広げるしのぶは、社員たちの不審な行動に目をつける。この会社には重大な秘密が隠されている。浪花少年探偵団シリーズ第二弾。
 

しのぶセンセにさよなら:ひとこと感想と評価(2020年5月25日読了)

6編からなる短編小説

 

『浪花少年探偵団』というタイトルの、小見出し的な作品集。

①しのぶセンセは勉強中

②しのぶセンセは暴走族

③しのぶセンセの上京

④しのぶセンセは入院中

⑤しのぶセンセの引っ越し

⑥しのぶセンセの復活

 

わたし自身、『浪花少年探偵団』シリーズは初めて読みますが、違和感なくスッと物語や登場人物になじめました。

 

タイトルの『浪花』の通り、登場人物はコテコテの関西弁で、あまり馴染みのない人は受け付けないかもしれません。

わたしは、地元(奈良ですが)なので特に気になりませんでした。

 

ジャンルとしては、軽い推理系短編小説で、重たい小説を読んで疲れた脳のマッサージに最適な感じです。

さくさくっ!と読めますので、気分転換したいときにおすすめです。

 

 

評価:5/10点

 

 

 

同級生

発行日:1996年8月8日
発行元:講談社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 修文館高校三年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。筆者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。
 

同級生:ひとこと感想と評価(2019年6月1日読了)

とても面白かったのは覚えてますが、詳細忘れてしまいました。

再読した際に、感想を書かせていただきます。

 

評価:/10点

 

 

 

怪笑小説

発行日:1995年10月26日
発行元: 集英社

  • 鬱積電車
  • おっかけバアさん
  • 一徹おやじ
  • 逆転同窓会
  • 超たぬき理論
  • 無人島大相撲中継
  • しかばね台分譲住宅
  • あるジーサンに線香を
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 年金暮らしの老女が芸能人の”おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おっかけバアさん」、”タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命をかける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味付けの傑作短編集。
 

怪笑小説:ひとこと感想と評価(2019年6月19日読了)

ちょっとシュールな短編小説集です。

軽いタッチで書かれていて、気分転換は最高ですね。

旅のお供にバックに忍ばせたい一冊です。

 

ただ、『しかばね台分譲住宅』は、ちょっと気持ち悪いストーリーなので、読む人選ぶと思います。

 

 

評価:5/10点

 

 

 

名探偵の掟

発行日:1996年
発行元:講談社

  • 2009年4月17日~6月19日まで、毎週金曜日23:15 – 翌0:10、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵がたどり着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な”お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。
 

名探偵の掟:ひとこと感想と評価(2019年7月8日読了)

 

 

評価:/10点

 

 

 

赤い指

発行日:2006年7月25日
発行元:講談社

  • 2011年1月3日 21時 – 23時24分にTBS系にて、『東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!』というタイトルで放送された。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。いったいどんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼ら自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。
 

赤い指:ひとこと感想と評価(2019年4月19日読了)

 

 

評価:/10点

 

 

 

ダイイング・アイ

発行日:2007年11月25日
発行元:光文社

  • 2019年3月16日~4月20日まで、WOWOWにて連続ドラマWで放送。

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎介が交通事故で死なせた女性の夫だった。怪我の影響で記憶を失った慎介が事故について調べ始めると、周囲の人間たちは不穏な動きを見せ始める。誰が嘘をつき、誰を陥れようとしているのか。やがて慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女が現れる。女の正体は、人形職人が蘇らせた最愛の妻なのか?
 

ダイイング・アイ:ひとこと感想と評価(2019年10月8日読了)

物語は、交通事故の遭遇シーンから始まります。

自分の身体が車に押しつぶされるその瞬間をみごとに描写していて、時間にするとわずか1秒足らずの出来事でしょうか、メリメリと身体にめり込み内臓を破壊する描写がリアルすぎてマジメに気持ち悪くなり、休憩しました。

 

ちなみに、三島由紀夫の「金閣寺」は、理解が追い付かず休憩しましたが、このパターンでの休憩は初めてです(笑)

 

物語は、常にオカルトな雰囲気を醸しつつ進みます。

夜中を読書タイムに充てているので、おっかなびっくりしながらも、怖いもの見たさからページをめくる手が止まりません。

 

この小説は「東野圭吾」さんが書いたんだから大丈夫、オカルト現象もきっちり論理的に解明してくれると期待していたのですが・・・

 

 

評価:6/10点

 

 

 

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