【知念実希人】おすすめ小説(あらすじ・感想・評価)

小説

著者:知念実希人の紹介と代表作品

1978年10月12日、沖縄県南城市生まれ。

東京慈恵会医科大学卒業後、4年間働き内科医の認定医となってから本格的に小説の執筆にとりかかる。

2011年『誰がための刃 レゾンデートル』で第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。
2015年『仮面病棟』2015年啓文堂大賞受賞。

 

仮面病棟

発行日:2014年12月15日
発行元:実業之日本社

  • 映画化:2020年3月6日公開(配給:ワーナー・ブラザース映画)

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る―。閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。そして迎える衝撃の結末とは。現役医師が描く、一気読み必至の“本格ミステリー×医療サスペンス”。著者初の文庫書き下ろし!
 
仮面病棟:ひとこと感想と評価(2020年3月28日読了)

交通事故で意識不明になった、身寄りのない女性が受けた不正な医療行為に対する復讐を描いた作品です。

 

読者をミスリードさせるのが秀逸ですね。

特に、佐々木が殺された場面からは、ピエロが複数存在する?と、連想させたことが物語に奥行きをもたせ、推理意欲を掻き立てられました。

 

中盤あたりからは、ピエロの共犯者については目星がつきましたが、こまかくちりばめた伏線ももれなく回収され、すっきり読了できました。

 

ただ、共犯者については、多くが闇に包まれたまま終わってしまいますので、そこは残念でした。これだけの復讐劇なので、動機についてもう少し掘り下げて欲しかったですね。

 

 

評価:7/10点

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