【松岡圭祐】おすすめ小説(あらすじ・感想・評価)

小説

著者:松岡圭祐の紹介と代表作品

1968年12月3日、愛知県で誕生。

1997年10月『催眠』を発表し、デビューを果たす。

2008年『ミッキーマウスの憂鬱』2009年以降新潮文庫の100冊に選出。
2010年からは『万能鑑定士Qの事件簿』に始まるQシリーズが開始、ヒロイン版コージー・ミステリーの先駆的作品として一年で200万部を超えるヒットとなる。

 

ミッキーマウスの憂鬱

発行日:2008年9月1日
発行元:新潮社

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 東京ディズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。友情、トラブル、恋愛……。様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていく。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの〈バックステージ〉を描いた、史上初のディズニーランド青春成長小説。登場人物たちと一緒に働いている気分を味わってみて下さい。そこには、楽しく、爽快な青春のドラマがあるはずです。
 
ミッキーマウスの憂鬱:ひとこと感想と評価(2020年4月8日読了)

主人公は、ディズニーランドでキャストを目指す後藤君(21歳)。

 

キャストへの実技試験は、ジャングルクルーズの船長役。

だが、セリフすらまともに覚えておらず、勉強不足を露呈する。

さらに、サプライズ遭遇(イレギュラーの対応をテストするため)したミッキーとミニーに「着ぐるみで視界が悪いから、道に迷ってるのかなぁ・・・」という「禁句」を平然と口に出す始末。当然評価はボロボロ。

 

当然不採用となるが、たまたまある部署で人手不足があったため、ラッキーにも即採用されてしまう。

と、このような流れでスタートします。

 

その後、メインストーリーとなる、「ぬいぐるみ紛失事件」が勃発。

この犯人に同じ部署の女の子が疑われ、組織から厳しく追及される。そんな女の子を救うため、後藤は捨て身の覚悟で奔走する。といった内容。

 

ディズニーのバックステージという舞台裏や、運営組織の影の姿も垣間見ることができるので、ディズニーランドに行く前に読んでおくと、2倍楽しめるかもしれません。

 

 

評価:6/10点

 

 

万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ

発行日:2010年4月24日
発行元:角川文庫

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 
 東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23歳──瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える! 書き下ろしシリーズ第1弾!!
 
万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ:ひとこと感想と評価(2020年7月20日読了)

 全13作にも及ぶ主人公、万能鑑定士Qこと、凜田 莉子のおいたちと、力士シールの謎について。

 

 このシリーズのキャッチフレーズが、

『面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ』とのことで読み進めましたが、莉子の採用試験や、警察署での摩周湖について、ちょこっとした雑学が良いアクセントになっていて飽きさせない展開になっている。

 

 小説読みながら吸収した知識は忘れにくいので、2度おいしいですね。

 

 さて、本編の謎である「力士シール」と、「急激なインフレ」について、かなりむちゃな設定だが、これをどうやって料理するのか。

次作に期待!

 

 

評価:6/10点

 

 

万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ

発行日:2010年4月24日
発行元:角川文庫

 
あらすじ(裏表紙より抜粋させていただきました)
 
 『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?書き下ろし「Qシリーズ」第2弾
 
万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ:ひとこと感想と評価(2020年7月23日読了)

 全て謎は解けた。

 店の経営悪化を改善するためにハイパーインフレを誘発させようとは。

 

 その手段として、「ニセ札」を用いたのは面白い。紙幣偽装の難しさや、偽造防止技術について細かく解説されている。

 ただ、国家を揺るがすニセ札騒動で、科捜研や専門家が鋭意分析しても見つけられない設定は、さすがに「そりゃ無いだろ」と思った。

 

 全体的な印象として、まとまりが良くすっきり読了できました。ところどころで登場する「雑学要素」も楽しいですね。

 

 

評価:6/10点

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